コンサート・ピアニスト サンドロ・ルッソ

Biography


Sandro Russo's biography in English and other languages is on his  official website.

シチリア、アグリジェント県サン・ジョヴァンニ・ジェミニ出身。
1995年にV.ベッリーニ音楽院を首席で卒業し、ロンドンの英国王立音楽大学からピアノフォルテ・パフォーミング・ディプロマを「優等」で取得。セニガッリア国際ピアノコンクール、イブラ・グランド・プライズなど数多くの国際コンクールで上位入賞している。
2000年よりニューヨーク在住。ロンドン、メンフィス、ニューヨークでのラフマニノフ協会主催のソロリサイタル、ニューヨークでのアメリカ・リスト協会主催のソロリサイタル、パリのサル・コルトー、アムステルダムのコンセルトヘボウ、カーネギーホール、ニューヨーク市イタリア文化会館、ミュージックフェスティバル・オブ・ザ・ハンプトンズにおけるモイセイヴィチ・リサイタル・シリーズ、シカゴでのデイム・マイラ・ヘス・シリーズ、カリフォルニア州サンタローザでのコンサーツ・グランドやイギリスのマンチェスターで行われるチェサムズ・インターナショナル・ピアノ・フェスティバルなど国際的に演奏活動を行っており、チェサムではチェサム音楽院のサマースクールの教授陣のひとりでもある。2010年、カーネギーホールでのショパン&シューマン記念コンサートはソールドアウトとなり、聴衆からスタンディングオヴェーションを受けた。
ソリストとしてブラティスラバでスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団と共演、また2008年のミュージックフェスティバル・オブ・ザ・ハンプトンズのオープニング・ガラにおいてブリュッセル室内オーケストラと共演、2008年7月には生まれ故郷であるシチリアで、シチリア交響楽団のツアーに同行し、野外のコンサートで、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を三夜に渡り演奏。2009年6月には、ニューヨーク・アジアン・シンフォニー・オーケストラとのジャパンツアーでソリストとして初来日公演を行う。
レパートリーは、あらゆる時代の名曲から、メトネル、ソラブジ、ゴドフスキーなどのコンポーザー・ピアニストによる、ピアノ史においてあまり知られていない挑戦的な作品にまで及ぶ。また、ローウェル・リーバーマンやポール・モラヴェック、マルク=アンドレ・アムランによる楽曲を初演する栄誉も授かっている。
WFMTシカゴ、WQXRニューヨーク、RAI(イタリア放送協会)の"RAI Sat Show"、スロヴァキアのテレビ放送などで演奏が放送された。2009年1月、かつてフランツ・リストが所有していた1862年製ベヒシュタインピアノ(シリアルナンバー576)を演奏するDVDを収録。2010年2月に、スタインウェイ&サンズCD-75(ヴラディーミル・ホロヴィッツが、Metでのコンサートや、80年代にロンドンで英国王室のために演奏した伝説のピアノ)を演奏するDVDを製作した。

【影響を受けたアーティスト】
セルゲイ・ラフマニノフ、ニコライ・メトネル、ベンノ・モイセイヴィッチ、イグナツ・フリードマン、ウラディミール・ホロヴィッツ、スビャトスラフ・リヒテル、ベネデッティ・ミケランジェリ、ジョルジュ・シフラ、ジュリアス・カッチェン、マルタ・アルゲリッチ、マウリツィオ・ポリーニ、イーヴォ・ポゴレリチ、ジョセフ・ヴィラ、スティーヴン・ハフ、マルク=アンドレ・アムラン、アレクセイ・スルタノフ・・・
ミゲル・フレータ、レナータ・テバルディ、マリア・カラス、ジュゼッペ・ディ・ステファノ、フランコ・コレッリ・・・


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